真鯛(マダイ)天然と養殖の違いを見分ける方法

釣り上げた真鯛
釣り上げた真鯛

マダイは、スズキ目タイ科の魚で、日本では高級食材とされていて、刺身や焼き魚など、さまざまな料理に使われます。

需要が高く、多くの国民に愛されるマダイは養殖業も盛んで流通量も多いためスーパーなどで売られるマダイも養殖が目立つようになりました。この記事では真鯛(マダイ)の天然ものと養殖ものの違いを解説し、見分け方が身につく内容となっています。

天然マダイと養殖マダイの違い:見分け方のポイント

鮮魚店の天然真鯛

鮮魚店の天然真鯛

天然マダイと養殖マダイの違いについて、まず、動画解説をご覧になってください。そのあとに見分け方のポイントを4つ説明します。

動画の解説

動画では、天然鯛と養殖鯛の見分け方を詳しく説明しています。動画の内容は以下の通りです。

天然鯛と養殖鯛の見分け方 – How to distinguish natural sea bream from cultured one

・天然鯛と養殖鯛の特徴や価格の違い
・天然鯛と養殖鯛の見分け方のポイント4つ
・天然鯛と養殖鯛の味の違いや料理法のコツ

真鯛の見分け方(天然と養殖はここが違う)

・天然鯛と養殖鯛の見分け方のポイントを写真で比較
・天然鯛と養殖鯛の見分け方のコツや注意点

ポイント①尾ビレの形が違う

天然マダイの尾ビレ

天然マダイの尾ビレ

養殖マダイの尾ビレ

養殖マダイの尾ビレ

天然鯛と養殖鯛の見分け方の一つ目のポイントは、尾ビレの形です。天然鯛の尾ビレは、先端が尖っていて、内側に向かってカーブしています。

養殖鯛の尾ビレは、先端が丸くて、内側に向かって直線的です。これは、天然鯛が自由に泳ぐことで尾ビレが発達し、養殖鯛が狭い場所で飼育されることで尾ビレが退化するためです。

ポイント②鼻の穴の数が違う

天然真鯛の鼻

天然真鯛の鼻

養殖真鯛の鼻

養殖真鯛の鼻

天然鯛と養殖鯛の見分け方の二つ目のポイントは、鼻の穴の数です。天然鯛の鼻の穴は、一つずつ左右にあります。

養殖鯛の鼻の穴は、二つずつ左右にあります。これは、天然鯛が海水の中で様々な匂いを嗅ぐことで鼻の穴が発達し、養殖鯛が餌の匂いしか嗅がないことで鼻の穴が退化するためです。

ポイント③体の色が違う

天然のマダイ

天然のマダイ

天然鯛と養殖鯛の見分け方の三つ目のポイントは、体の色です。天然鯛の体の色は、鮮やかなピンク色です。

養殖鯛の体の色は、淡いピンク色です。これは、天然鯛が海藻や小魚などの自然な餌を食べることで体の色が良くなり、養殖鯛が人工的な餌を食べることで体の色が悪くなるためです。

ポイント④味の違い

真鯛のお刺身

真鯛のお刺身

然鯛と養殖鯛の見分け方の四つ目のポイントは、味の違いです。天然鯛の味は、淡白で上品です。養殖鯛の味は、脂っこくてくどいです。

これは、天然鯛が筋肉質で身が引き締まっていることで味が良くなり、養殖鯛が脂肪分が多く身がふにゃっとしていることで味が悪くなるためです。

最後に

天然鯛と養殖鯛の見分け方を紹介しました。天然鯛は、尾ビレの形、鼻の穴の数、体の色、味の違いで養殖鯛と区別できます。天然鯛は、価格が高いですが、味や栄養価が高いです。

養殖鯛は、価格が安いですが、味や栄養価が低いです。料理法によっては、養殖鯛でも美味しく食べられますが、やはり天然鯛の方がおすすめです。

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