ネギの家庭菜園|プランターでの育て方(無農薬・無化学肥料)

ネギのプランター栽培 野菜

ネギは日本の食卓に欠かせない野菜の一つですが、自分で育てるという方は少ないのではないでしょうか?実は、ネギはプランターで簡単に栽培できる野菜なのです。

しかも、無農薬・無化学肥料で育てれば、安心・安全でおいしいネギが収穫できます。今回は、プランターでのネギの育て方をご紹介します。

プランターの家庭菜園に適してるネギは葉ネギ

葉ネギ

葉ネギ

ネギには、白ネギ、葱(ねぎ)、葉ネギなどの種類がありますが、プランターでの家庭菜園には葉ネギがおすすめです。葉ネギは、栽培が簡単で育成期間が短く、何度でも収穫できるという特徴があります。

栽培が簡単で育成期間が短い

葉ネギは、種まきから収穫まで約2ヶ月という短い期間で育ちます。また、寒さに強く、病気や害虫にもあまりかかりません。プランターでの栽培には、深さ15cm以上、幅30cm以上のものが適しています。

プランターの底には水はけの良い用土を敷き、その上に葉ネギの種をまきます。種まきの際には、種と種の間に2cm程度の間隔をあけてください。種まき後は、水をたっぷりと与えて、日当たりの良い場所に置きます。

何度でも収穫できる

葉ネギは、収穫するとまた新しい葉が生えてきます。そのため、一度種まきすれば、何度でも収穫できます。収穫するときは、根元から切り取るのではなく、葉の上部をはさみで切ります。

切り口からは、約2週間で新しい葉が伸びてきます。このように、葉ネギはプランターで繰り返し収穫できるので、家庭菜園に最適です。

準備するもの

園芸ばさみ

園芸ばさみ

葉ネギのプランター栽培には、以下のものが必要です。

– 葉ネギの種
– プランター
– 用土
– 園芸用スコップ
– 園芸用のはさみ
– ジョウロ(水やり用)

これらのものは、園芸店やホームセンターなどで手に入ります。葉ネギの種は、春まき用と秋まき用がありますが、どちらでも構いません。

プランターは、深さ15cm以上、幅30cm以上のものを選びましょう。用土は、水はけの良いものがおすすめです。園芸用スコップは、用土を入れたり、混ぜたりするのに便利です。園芸用のはさみは、収穫するときに使います。ジョウロは、水やりに必要です。

【葉ネギのプランター栽培】YouTube動画解説

葉ネギのプランター栽培の方法を動画で見たい方は、以下のYouTube動画を参考にしてください。

【家庭菜園】#17 ベランダでのプランター栽培で大量収穫!意外と知らない葉ねぎ栽培の種まきから収穫まで

この動画では、葉ネギの種まきから収穫までの過程を詳しく解説。種まきのコツや水やりの方法、収穫のタイミングなどが分かりやすく説明されています。

【おうちの家庭菜園】ベランダで作る葉物野菜編

動画②ネギを種からプランターで育てる「基本やコツ」家庭菜園

この動画では、ネギを種からプランターで育てる方法を基本やコツとともに紹介しています。種まきの深さや間隔、水やりの頻度や量、収穫の仕方などが具体的に示されています。

ネギを種からプランターで育てるための基本やコツの動画です^ ^ ネギは家にあるだけで薬味としても大活躍!! ふとした瞬間にあると嬉しい野菜です 育て方も簡単で、小さなプランターでも栽培ができるので 家庭菜園やベランダ菜園におすすめです 家庭菜園やプランター菜園での参考になると嬉しいです☆

プランターを使った葉ネギの育て方

プランターで育てた葉ネギ

ここでは、プランターを使った葉ネギの育て方を具体的に説明します。土づくり、種まき、水やり、化学肥料を使わない堆肥、収穫の5つのステップに分けて解説します。

土づくり

プランターに用土を入れる前に、プランターの底に穴をあけて水はけを良くします。穴の数は、プランターの大きさに応じて調整しますが、一般的には4~5個程度で十分です。穴をあけたら、プランターの底に水はけの良い用土を5cm程度敷きます。

その上に、葉ネギの種をまく用土を入れます。用土は、プランターの高さの半分くらいまで入れます。用土は、市販の野菜用のものや、自分で作った堆肥などを使います。用土は、軽くほぐしてからプランターに入れます。用土の表面は平らにならしておきます。

種まき

葉ネギの種は、プランターの表面にまんべんなくまきます。種と種の間には、2cm程度の間隔をあけます。種まき後は、用土で種を薄く覆います。

覆う厚さは、種の大きさの2~3倍程度で十分です。覆いすぎると、発芽が遅くなったり、発芽しなかったりする可能性があります。覆ったら、手で軽く押さえて、種と用土の密着度を高めます。

水やり

水やりは、種まき後と発芽後が重要です。種まき後は、毎日水を与えます。水は、ジョウロで優しくかけます。水の量は、用土が湿っている程度で十分です。

水やりの際には、種が流れ出さないように注意します。発芽後は、水やりの頻度を減らします。水やりの目安は、用土の表面が乾いたら水を与えるというものです。水やりの量は、用土がぬれた程度で十分です。水やりの際には、葉ネギの葉が倒れないように注意します。

化学肥料を使わない堆肥とは

化学肥料を使わないで、葉ネギに栄養を与える方法として、堆肥があります。堆肥とは、生ごみや落ち葉などの有機物を発酵させて作る肥料のことです。堆肥には、葉ネギに必要な窒素やリン、カリウムなどの元素が含まれています。

堆肥は、市販のものを使うこともできますが、自分で作ることもできます。自分で作る場合は、生ごみや落ち葉などを入れた容器に、水や土や発酵促進剤などを加えて、定期的にかき混ぜます。約2~3ヶ月で堆肥が完成します。堆肥は、葉ネギの根元に散布します。

散布のタイミングは、発芽後と収穫前がおすすめです。散布の量は、プランターの大きさに応じて調整しますが、一般的には、プランターの表面に薄く広げる程度で十分です。散布後は、水やりをして、堆肥と用土を混ぜます。

収穫

きざみネギ

きざみネギ

葉ネギは、種まきから約2ヶ月で収穫できます。収穫するときは、葉の上部をはさみで切ります。切り口からは、約2週間で新しい葉が伸びてきます。

このように、葉ネギは何度でも収穫できます。収穫した葉ネギは、水洗いしてから使います。葉ネギは、刻んでサラダやスープに入れたり、焼いたり、炒めたり、煮たりなど、様々な料理に使えます。

葉ネギのプランター栽培で注意する病害虫

葉ネギは、病気や害虫にあまりかかりませんが、完全に防ぐことはできません。葉ネギのプランター栽培で注意する病害虫とその対策を紹介します。

病気対策

葉ネギに発生する病気として、葉斑病や立枯病などがあります。葉斑病は、葉に黄色や茶色の斑点ができる病気です。

立枯病は、葉が枯れて立ち上がらなくなる病気です。これらの病気の原因は、真菌や細菌などの微生物です。病気の予防としては、以下のことに注意します。

– 用土は清潔なものを使う
– 水やりは適度にする
– 日当たりと通気性を良くする
– 病気にかかった葉は早めに取り除く
– 病気にかかったプランターは他のプランターと離す

病気の発生がひどい場合は、農薬を使うこともできますが、無農薬・無化学肥料で育てることを目指すなら、できるだけ避けましょう。

害虫対策

葉ネギに発生する害虫として、ネギミノムシやネギアブラムシなどがあります。ネギミノムシは、葉の先端に巻き込まれて住む虫で、葉を食べて穴をあけます。

ネギアブラムシは、葉の裏に付く小さな虫で、葉の汁を吸って葉を弱らせます。これらの害虫の予防としては、以下のことに注意します。

– 葉ネギの周りにニンニクやタイムなどの香りの強い植物を植える
– 葉ネギの葉を定期的に観察して、害虫の発見を早める
– 害虫が見つかったら、手で取り除くか、水で洗い流す
– 害虫が多く発生した場合は、農薬を使うこともできますが、無農薬・無化学肥料で育てることを目指すなら、できるだけ避けましょう。

無農薬・無化学肥料で栽培するメリット・デメリット

無農薬・無化学肥料で葉ネギを栽培することには、メリットとデメリットがあります。メリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

– 安心・安全でおいしいネギが収穫できる
– 環境に優しい
– 土壌の生態系を保護できる
– 自分で作ったネギには愛着がわく
– 家庭菜園の楽しみが増える

デメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

– 病気や害虫に対処するのが大変
– 農薬や化学肥料を使うより収量が少ない
– 堆肥を作るのに時間や手間がかかる

無農薬・無化学肥料で栽培することは、メリットとデメリットがありますが、自分で育てたネギの味や香りは格別です。ぜひ、プランターでのネギの育て方に挑戦してみてください。

葉ネギを使った料理レシピ2選

豚肉ねぎ炒め

豚肉ねぎ炒め

プランターで育てた葉ネギを使って、おいしい料理を作ってみましょう。ここでは、葉ネギを使った料理レシピを2つ紹介します。どちらも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

レシピ① 葉ネギと豚肉の炒め物

葉ネギと豚肉の炒め物は、シンプルながらもコクのある味わいが楽しめる料理です。葉ネギの香りと豚肉の旨味が絶妙にマッチします。ご飯や麺と一緒に食べると、さらにおいしくなります。

材料(2人分)

– 葉ネギ 1束(約100g)
– 豚肉(薄切り) 200g
– にんにく 1片
– 酒 大さじ2
– 醤油 大さじ2
– 砂糖 小さじ1
– 塩 少々
– 胡椒 少々
– ごま油 大さじ1

作り方のレシピ

1. 葉ネギは5cm程度に切ります。にんにくはみじん切りにします。豚肉は一口大に切ります。
2. フライパンにごま油を熱し、にんにくを炒めます。香りが出たら、豚肉を加えて炒めます。豚肉の色が変わったら、酒、醤油、砂糖を加えて炒めます。
3. 葉ネギを加えて炒めます。葉ネギがしんなりしたら、塩と胡椒で味を調えます。
4. 器に盛り付けて完成です。

レシピ② 葉ネギと卵のスープ

葉ネギと卵のスープは、あっさりとした味わいが優しい料理です。葉ネギの風味と卵のふわふわ感が口の中で広がります。体が冷えたときや、食欲がないときにもおすすめです。

材料(2人分)

– 葉ネギ 1束(約100g)
– 卵 2個
– 鶏ガラスープの素 小さじ1
– 水 600ml
– 塩 少々
– 胡椒 少々

作り方のレシピ

1. 葉ネギは5cm程度に切ります。卵は溶きほぐします。
2. 鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて火にかけます。沸騰したら、葉ネギを加えて煮ます。
3. 卵を流し入れます。卵が固まったら、塩と胡椒で味を調えます。
4. 器に注いで完成です。

最後に

以上が、葉ネギのプランター栽培と料理レシピになります。家庭菜園のなかでも葉ネギは比較的栽培が簡単な野菜なので、初めての方には特におすすめです。

無農薬・無化学肥料の葉ネギを、ぜひ育ててみてください。ほかにも野菜や果物の育て方をまとめた記事があるので、あわせてご覧になってみてください。

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